ndjc2023「長編映画の企画・
プレゼンテーション 開催概要
【日 程】 2024年3月22日(金)
【時 間】 13:00〜14:30
【場 所】 VIPO [アクセス]
プレゼンテーションにて企画意図の説明とパイロット映像を披露し
その後は観覧いただいた映画製作者の皆様と名刺交換会を行いました。
★『カサギ山炭鉱の奇跡』 保谷聖耀/HOYA Seiyo
保谷監督の際立った作家性や才能、作品の世界観が強く伝わってくる、観客の心を掴んで離さないパイロット映像とプレゼンテーションでした。
【プロフィール】
1999年岐阜県生まれ。京都大学文学部卒業。高校時代より自主映画の制作を始める。2019年に監督した映画『クールなお兄さんはなぜ公園で泥山を作らないのか』が、カナザワ映画祭2020で「期待の新人監督賞」を受賞。2021年に「期待の新人監督スカラシップ」により制作した『宇宙人の画家』は、全国の劇場で上映された他、富川国際ファンタスティック映画祭で国際長編コンペ部門に選出されるなど、国内外で高い評価を受けた。映画制作の他、アニメーションやイラストの制作も行っている。
★『街に溶ける』 小宮山菜子/KOMIYAMA
小宮山監督の繊細さ、みずみずしさ、誠実さが、演出やセリフなどの端々から感じられるパイロット映像でした。プレゼンテーションでは監督の感極まった想いが観客に伝播するシーンもあり、作られるべき映画であることを実感しました。
【プロフィール】
1995年北海道生まれ。東京造形大学映画専攻卒業。映画制作の他に、映像を通して演劇作品にも多く携わる。現在は映像制作会社に勤務し、映画美学校言語表現コースに在学。様々な形で制作活動を続けている。主な脚本・監督作品に『手のひらの子どもたち』『金木犀の食卓』、映像監督としては宮﨑企画『回る顔』などがある。
【プロジェクトについて】
オリジナル映画の企画書・脚本を公募し、選考委員による一次選考にて12名を選出。選出された作家は、山本晃久プロデューサー(ウォルト・ディズニー・ジャパン)による講義にて商業長編映画作品を製作するにあたり必要な知識や考え方を学び、最終選考に向けて企画書をブラッシュアップしました(任意で脚本も改稿)。あわせて面接も行い、研修参加作家2名を決定しました。
2名の作家は、講師による指導のもとで企画・脚本開発、パイロット映像の製作に取り組み、開発された脚本とパイロット映像をもって映画製作者に向けたプレゼンテーションに臨みました。
【講師】
山本晃久 氏 / ウォルト・ディズニー・ジャパン プロデューサー
田中幸子 氏 / 脚本家
大江崇允 氏 / 映画監督・脚本家