文化庁広報誌「ぶんかる」” 若手映画監督の声” に、ndjc2011 藤澤浩和監督の寄稿記事が掲載されました!
2020年12月11日(金)公開の新作「レディ・トゥ・レディ」や、ndjc完成作品『嘘々実実』について、藤澤監督の思いとともに語られています。
劇場に行く前にぜひご一読ください!
映画「レディ・トゥ・レディ」2020年12月11日(金)公開
青春を駆けた、かつての子供たちへ、迷いを呑み込み、日々を生きる大人たちへ贈る笑いと興奮のダンス・エンターテインメント!
生活に追われる主婦・鈴木真子(大塚千弘)と、売ない独身女優・城島一華(内田慈)。かつて高校時代に競技ダンスで脚光を浴びた二人だが、今は互いに人生の崖っぷち。そんな二人が、同窓会で再するもクラスメートの手前で切った大見栄がきっかけで競技ダンスカップルを組む事に。初めて家庭のためではない自分のために時間を生きる事になった真子と、傷だらけの女優生命を懸けた一華の壮絶な練習の日々が始まった。
かつてのコーチ・木村(木下ほうか)に師事しつつも簡単には取り戻せない肉体のキレ。しかしパートナーとの衝突、肉体との対話は確実に二人の人生を変えていく。そして迎える競技ダンス大会。女性カップルの話題と共に二人の演技は大会を席巻する。しかし、女性ペアの是非を問う議論がおこり、大問題に!一方、真子には家庭の、一華には仕事の危機が迫る。果たして二人のダンスは、性差、常識を破り、世界変え事ができかるのかー!?
監督:藤澤浩和
出演:大塚千弘、内田慈、木下ほうか ほか
製作:イングス
配給:トラヴィス
Comments -コメント-
大塚千弘さん(鈴木真子役)
今回、初めて競技ダンスに挑戦させて頂きました。クランクイン前に 1 ヶ月間、内田さんと毎日汗だくでのお稽古。軽やかなダンスは観ているのと実際に踊るのでは大違いでした。 この作品は、家事と子育てに追われて自分自身の光を失った主婦と、崖っぷちの女優が、 学生時代にやっていた競技ダンスを再びやる事によって大切なものを見つけるスポ根コメディーです。観終わった後に家族、友達、自分のことを大切に思えて、一人でも多くの方が前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです。 是非ご覧下さい。
内田慈(ちか)さん(城島一華役)
オーディションで広くキャストを募集していた今作。企画書を読んで絶対やりたいと思い、 30 秒のフリーダンス審査のために自分でスタジオを借りて何度も準備をしたのが 2 年前。 受かってからは、社交ダンスの堀口先生と桜田先生のご指導のもと、パートナーの千弘ちゃんと 1 ヶ月のレッスンに取り組んで撮影に臨みました。真夏の暑い中の撮影にも関わら ず沢山の方々が快く多大なお力を貸してくださいました。こうして公開が決まったことが本当に幸せです。藤澤監督のエッジの効いた演出をお楽しみに!!
藤澤浩和監督
とある競技ダンス大会を見て、煌びやかな世界ながら「ファミレスで反省会ね」と、日常感満載で話すカップルの姿に興味を持ちました。お互いを支える『リード&フォロー』の 概念を知り、前例の無い『女性カップルの物語』を描こうと思いました。 誰もやった事の無い挑戦をしてくれた俳優部、指導してくださった団体と講師陣、そして現場を駆け回ってくれたスタッフの想いが詰まっています。見終わった後、世界の見え方が変わるような素敵な作品になっています。是非劇場でご覧下さい!
「レディ・トゥ・レディ」公式サイト
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