「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」は今年で13年目を迎え、この度、さらなるステップアップとして過去12年間の修了者62名に対し、90分程度の映画脚本を募集しました。
そこで、1次選考通過者5名による企画プレゼンテーションを10月5日(金)に実施いたします。
企画プレゼンテーションの制限時間は1人15分。プレゼン用に制作した映像とともに、自分の表現したいことを説明します。この5名の中から選考委員が選出した1名は、今年度内に講師とともに脚本を開発します。
企画プレゼンテーション
【日時】
2018年10月5日(金)
15:00 開場/15:30 開会(17:45閉会予定)
※18:00頃より懇親会を予定しております。
【会場】
映像産業振興機構(VIPO)大会議室
【選考委員】
根岸吉太郎(映画監督)
土川 勉(プロデューサー/ndjc2018 スーパーバイザー)
加藤正人(脚本家)
桝井省志(プロデューサー)
【プログラム】
15:45~16:00
熊谷まどか『誰かの、赤い風船』
16:05~16:20
藤澤浩和 『燃え上がる男』
16:25~16:40
庄司輝秋 『ほや暮らし』
16:45~17:00
吉野 主 『居心地の悪いシュプール号(仮)』
17:05~17:20
池田 暁 『太良和町の砲台』
参加希望の方はこちらからご応募ください。
また、ご参加いただく方は映画業界関係者のみに限らせていただいております。
ご了承ください。
【参加作家・応募脚本・プロフィール】
(1)熊谷まどか(ndjc2008)『誰かの、赤い風船』
大阪府出身。同志社大学卒業。2006年、『はっこう』 が、ぴあフィルムフェスティバル2006グランプリ/ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞など受賞。2013年、『世の中はざらざらしている』がSKIPシティDシネマ映画祭/ソウル国際女性映画祭などに入選。2009年、ndjcで『嘘つき女の明けない夜明け』を制作。2016年、SKIPシティDシネマ映画祭オープニング作品として初長編『話す犬を、放す』を監督・脚本。ショートフィルム『向日葵』(2017)福井駅前短編映画祭グランプリ。
(2)藤澤浩和(ndjc2011)『燃え上がる男』
1981年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。大学在学中から自主映画を制作する。卒業後『パッチギ!』(監督:井筒和幸)にボランティアスタッフとして参加。
その後上京し、助監督として崔洋一、金子修介、深作健太、矢口史靖、ミシェル・ゴンドリーなど多くの監督のもとで経験を積む。主な監督作品に『人生サイコウ!』(2015) 第6 回沖縄国際映画祭地域発信映画、『チア☆ドル』(2015)朝日放送など。〈賞歴〉『FOREVER14』(2018)第一回WOWOW 新人シナリオ 大賞優秀賞。現在「前代未聞の社交ダンス女性ペア」を描いた作品『レディ・トゥ・レディ』が公開待機中。
(3)庄司輝秋(ndjc2012)『ほや暮らし』
CMディレクター・映画監督 東京造形大学彫刻科卒
大学卒業後CM制作会社に勤務し、様々なコマーシャルの制作に携わる。オリジナルの映像制作にも励み、SSFF&ASIA2009では、地球温暖化問題に対して独自の視点から創作した短編映画『LINE』を発表。2013年、ndjc2012で制作した『んで、全部、海さ流した。』を短編映画として単独で全国劇場公開。
〈賞歴〉 2014東京ADC賞、2014ACC賞、2015広告電通賞、SSFF&ASIA2009入賞
(4)吉野 主(ndjc2016)『居心地の悪いシュプール号(仮)』
1985年宮崎県生まれ。宝塚造形芸術大学で映画を学ぶ。卒業後、『BALLAD~名もなき恋のうた~』(2009/山崎貴監督)に助監督見習いとして参加。その後フリーランスの助監督として村川透、平山秀幸、佐藤純彌、佐藤太、井口昇、中村義洋、松本人志、羽住英一郎、大友啓史など、多くの監督のもとで経験を積む。
(5)池田 暁(ndjc2017)『太良和町の砲台』
2007年、長編映画『青い猿』がぴあフィルムフェスティバルで観客賞を受賞。2013年、2作目の長編映画『山守クリップ工場の辺り』を発表。この作品がロッテルダム国際映画祭とバンクーバー国際映画祭にてグランプリ、ぴあフィルムフェスティバルにて審査員特別賞を受賞。また各国の映画祭にて上映される。2017年、3作目の長編映画『うろんなところ』が東京国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、台北映画祭、エルサレム国際映画祭などで上映される。2018 年、ndic2017 にて製作された短編映画『化け物と女』を監督した。
【お問い合わせ】
映像産業振興機構 ndjc事務局「企画プレゼンテーション」係
電話: 03-3543-7532
※平日10:00~17:00(12:30~13:30を除く)