8月25日(木)~9月4日(日)に福岡県福岡市で開催される「福岡インディペンデント映画祭2016」で、ndjc2014参加作家 草苅勲監督の「ゴミの音色」がコンペティション部門の優秀作品に選出、同じく監督作品「息子が見ている」とともに上映されることが決定しました!
会期中には、ndjc2015完成4作品の招待上映も決定しています!
ぜひこの機会に映画祭に足をお運びください。
福岡インディペンデント映画祭2016
上映作品
草苅勲監督2作品!
「息子が見ている」
「ゴミの音色」 コンペティション部門 優秀賞
※上記ほか中川駿監督作品「尊く厳かな死」も同時上映
日時
8月28日(日)14:30~
会場
福岡アジア美術館8F(福岡県福岡市)
★★同映画祭にて、ndjc2015完成4作品の上映が決定!詳しくはこちら
「息子が見ている」
交通事故で亡くなった息子。
息子は生前ドナー登録をしていた。
息子の角膜を移植して目が見えるようになった男。
ある日、息子の母親と目の見えるようになった男が街中ですれ違う。
会ったことも見たこともない二人がなぜか見つめ合う。
その目の奥に、母親は息子を見ることができた。
監督・脚本 草苅勲
出演 司容熱子 木村清志 中村和宏 三森麻美 あじの純
「ゴミの音色」
★コンペティション部門 優秀
早朝6時。団地内のショッピングモールに台車を押す男(65)。
一見、浮浪者のように見える。が、男は掃除夫である。
台車にたくさんの掃除道具を乗せている。
ホウキで道を掃き、鉄ベラで道路のガムを取る。
トイレに水をまき、デッキブラシで床をこする。
男はゴミで捨ててあったボロボロのデッキブラシを拾い、修理する。
直せばまだ使える。
それはまるで自分のようだ。
男は掃除中、掃除道具の音を録っている。
ボロボロの掃除道具が働く音。
男は掃除道具室の片隅にある、ボロボロのパソコンを立ち上げ、その掃除道具の音を編集しだす。
それはだんだんとリズミカルになっていき、やがて音楽へとなっていく。
監督・脚本 草苅勲
出演 さくら 一柳みのり