その年度内に公開(放映)された作品の監督の中で最もふさわしいと思われた“新人監督”に贈呈される「日本映画監督協会新人賞」。2015年度は、「トイレのピエタ」が公開された松永大司監督に贈呈されることが決定しました。
松永監督、おめでとうございます!
松永大司監督作品
「トイレのピエタ」
最期の夏、世界にしがみつくように、恋をした。
「今一緒に死んじゃおっか?」。余命3ヵ月と告げられた宏は、出会ったばかりの女子高生・真衣から、そう誘われる。バイクの後ろに彼女を乗せてスピードを上げるが、そのまま死ぬことはできなかった。画家への夢を諦めてフリーター生活を送っていた宏にとって、ただやり過ごすだけだったこの夏。それが人生最期の夏に変わってしまった時、立ちはだかるように現れた真衣。「あのさ、背の低い子とキスする時はどうするの?」。純粋な真衣に翻弄されながらも、次第に惹かれていく。
原案:手塚治虫 脚本・監督:松永大司
出演:野田洋次郎/杉咲花 リリー・フランキー
市川紗椰 古舘寛治 森下能幸 澤田陸 MEGUMI 岩松了/
大竹しのぶ(友情出演)/宮沢りえ
配給:松竹メディア事業部