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2016.03.14監督・作品情報

【レポート】さぬき映画祭/ndjc2014完成作品 飯塚監督『チキンズダイナマイト』、草苅監督『本のゆがみ』

「映画、だけじゃない映画祭」

香川県は高松市で開催された「さぬき映画祭」。『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督(香川県出身)がディレクターとして指揮をとり、“映画、だけじゃない映画祭”をコンセプトとして掲げ、映画をはじめ、演劇や豪華ゲスト&スペシャルイベント目白押しの映画祭です。

 

 

香川県といえば、「うどん県」として全国に知られていますが、さぬき映画祭でも「UDONツアー」が好評を得ており、今年は「本広克行監督公認ガイドと行く UDONツアー」と称したオススメのうどん店や観光スポット、映画ロケ地を巡りつつ作品を鑑賞するツアーが開催されました。

このほかにも、瀬戸内海はもちろん、少し足をのばせば小豆島を訪れることもできます。まさに“映画、だけじゃない映画祭”。映画祭を堪能して帰路に着くころには、香川県にも魅了されていること間違いありません。

 

 

若手監督作品が充実

さぬき映画祭では、若手監督の作品が数多くラインナップされています。

2月13日(土)には、ndjc2009参加作家 岨手由貴子監督「グッド・ストライプス」が上映され、上映後に飯田譲治監督と女優の梅宮万紗子さんによるトークショーが行われました。飯田監督やお客さまの感想が飛び交い、会場は熱気に包まれました。

21日(日)には、ndjc2010参加作家 松永大司監督「トイレのピエタ」が上映され、当日は松永監督がゲストとして登壇しました。

 

©2015「グッド・ストライプス」製作委員会

また、映画制作のワークショップを開講し、完成した作品をさぬき映画祭で上映するなど、人材育成にも力を入れており、新企画の「ショートムービー」コンペティションでは、さぬき映画祭HPに寄せられた“香川県で本当にあった面白い話”の中から原作を選び、それを基に制作・応募されたショートムービーをさぬき映画祭で一挙上映、来場者がグランプリ作品を決定しました。

さぬき映画祭は、ただ映画を観るだけではなく、新しい映画の楽しみ方を教えてくれる企画も充実しているのが特徴です。

 

 

ndjc2014完成作品「チキンズダイナマイト」&「本のゆがみ」上映

2月14日(日)には、ndjc2014完成作品 飯塚俊光監督『チキンズダイナマイト』、草苅勲監督『本のゆがみ』が上映され、上映後には監督がゲストとして登壇しました。

 

(左から)飯田監督、飯塚監督、草苅監督、山岡監督、 芦那すみれさん、小野しおりさん

2/14(日) 13:00〜@情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ(香川県高松市)

山岡大祐監督「空気を読む」、ndjc2014完成作品 飯塚俊光監督『チキンズダイナマイト』、草刈勲監督『本のゆがみ』上映後、舞台挨拶が行われました。

◆登壇者:飯田譲治監督、飯塚俊光監督、草苅勲監督、山岡大祐監督、 芦那すみれ(女優・「空気を読む」出演者)、小野しおり(女優・『本のゆがみ』出演者)

 

会場は熱心なお客さまで溢れ、笑い声の絶えない和やかな雰囲気の中進められたトークショーでは、飯田監督から(『チキンズダイナマイト』を観て)「手慣れている。伝わりやすく仕上がっている」「音楽いれたらもっと笑える」、(『本のゆがみ』を観て)「分からないこともあったけど、オチは面白い」など、厳しくもあたたかいコメントをいただき、お客さまからのQ&Aを交えつつ、盛況のうちに終了しました。

ndjc2014完成作品の上映にご来場いただきました皆さま、そして映画祭スタッフの皆さま、ありがとうございました!

 

 

10周年を迎えた「さぬき映画祭」は、過去最高の観客動員を記録して、2月21日(日)のクロージングセレモニーをもって閉幕。ますます注目の「さぬき映画祭」から、今後も目が離せません!

 

 

「さぬき映画祭」公式サイト
「グッド・ストライプス」公式サイト
「トイレのピエタ」公式サイト
ndjc2014詳細はこちら

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