新着情報

2015.03.31監督・作品情報

2015年3月31日までの田中智章監督の情報一覧

[2015.3.13] new
ndjc完成作品、BSスカパー!で【ndjc若手映画作家育成プロジェクト作品特集】がスタート

BSスカパー!にて、3月から9月(7カ月連続)で【ndjc若手映画作家育成プロジェクト作品特集】が放送されます。2015年3月から9月まで計39作品が順次放送。ぜひこの機会にご覧ください!

ndjc監督39作品の一覧はこちら


『花になる』

BSスカパー!「ndjc若手映画作家育成プロジェクト作品特集」

http://www.bs-sptv.com/program/913/


[2013.7.22]
監督が脚本で参加した『シャニダールの花』が全国で劇場公開

監督が脚本で参加した『シャニダールの花』が7月20日(土)より全国で順次劇場公開されます。

出演:綾野剛、黒木華、

    刈谷友衣子、山下リオ、古館寛治、伊藤歩
監督:石井岳龍
脚本:じんのひろあき、石井岳龍、田中智章
エグゼクティブ・プロデューサー:小西啓介、齊木崇人、金延宏明
企画・製作:ファントム・フィルム
制作プロダクション:ドラゴンマウンテン
製作:「シャニダールの花」製作委員会
(ファントム・フィルム、神戸芸術工科大学、ノブ・ピクチャーズ)
配給:ファントム・フィルム
2012年/日本/104分


(C)「シャニダールの花」製作委員会

『シャニダールの花』公式サイト


[2012.5.22]
監督作品『花になる』、第5回栃木・蔵の街かど映画祭での上映報告

5月19日(土)~20日(日)に開催される「第5回栃木・蔵の街かど映画祭」で、ndjc2008完成5作品清水監督作品『ホールイン・ワンダーランド』、遠山監督作品『そぼろごはん』が上映されました。当日は、遠山監督が参加し、舞台挨拶を行いました。


[2012.5.9]
監督作品『花になる』、第5回栃木・蔵の街かど映画祭での上映決定

5月19日(土)~20日(日)に開催される「第5回栃木・蔵の街かど映画祭」で、ndjc2008完成5作品清水監督作品『ホールイン・ワンダーランド』、遠山監督作品『そぼろごはん』が上映されることが決定しました。

○ ndjc2008完成5作品
会  場: 北蔵スタジオ2(栃木県栃木市)
上映日時: 5月19日(土)11:00~16:00
5月20日(日)10:00~16:00
※5作品が繰り返し上映されます。
上映作品: 熊谷まどか監督 『嘘つき女の明けない夜明け
田中智章監督 『花になる
中野量太監督 『琥珀色のキラキラ
吉井和之監督 『くだん
和島香太郎監督 『第三の肌
○ 清水監督作品・遠山監督作品
会  場: 栃木高校講堂(栃木県栃木市)
上映日時: 5月20日(日)12:30~ 
上映作品: 清水艶監督『ホールイン・ワンダーランド
遠山浩司監督『そぼろごはん

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://kura-movie.jp/


[2012.4.16]
監督が脚本を手掛けた『あぜみちジャンピンッ!』、シアターセブンで公開

監督が脚本を手掛けた『あぜみちジャンピンッ!』が大阪市のシアターセブンで公開されます。

日 時: 4月28日(土)~5月4日(金)11:00~12:25
場 所: シアターセブン(大阪市淀川区)

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.theater-seven.com/index.html

『あぜみちジャンピンッ!』サイト
http://www.aze-michi.com/index.html


[2011.10.18]
監督作品『リスト』、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で奨励賞を受賞

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(10月8日(土)~16日(日)開催)の国内コンペティション短編部門にノミネートされていた監督作品『リスト』が、奨励賞を受賞しました。

短編部門には、国内から189作品の応募があり、その中からノミネート審査を経た12作品が映画祭で上映され、このたび各賞が決定しました。

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.skipcity-dcf.jp/index.html


[2011.10.11]
監督作品『リスト』、伊参スタジオ映画祭での上映決定

監督作品『リスト』が、伊参スタジオ映画祭(11月19日(土)~20日(日)開催)の「伊参短編セレクション」で上映されることが決定しました。当日は、監督の舞台挨拶も予定されています。
また、同日に、監督が脚本を手掛けた『あぜみちジャンピンッ!』も上映されます。

上映日時: 11月19日(土)
『リスト』 10:40~11:05
※11:25~監督舞台挨拶
『あぜみちジャンピンッ!』 11:40~13:05
会 場 : 伊参スタジオ公園 体育館(群馬県中之条町)

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www8.wind.ne.jp/isama-cinema/


[2011.9.7]
監督作品『リスト』、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭での上映決定

監督作品『リスト』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(10月8日(土)~16日(日)開催)の国内コンペティション短編部門にノミネートされ、上映されることが決定しました。

『リスト』は「短編4」プログラムで他2作品とともに上映されます。上映時間の合計は、76分です。

上映日時: 10月11日(火) 10:30~
会 場 : SKIPシティ「映像ホール」(埼玉県川口市)
上映日時: 10月15日(土) 10:30~
会 場 : SKIPシティ「多目的ホール」(埼玉県川口市)

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.skipcity-dcf.jp/index.html


[2011.6.8]
監督が脚本を手掛けた『あぜみちジャンピンッ!』、ワーナー・マイカル・シネマズ新潟&ポレポレ東中野で公開

監督が脚本を手掛けた『あぜみちジャンピンッ!』の劇場公開が決定。ワーナー・マイカル・シネマズ新潟ポレポレ東中野で上映されます。

劇 場 ワーナー・マイカル・シネマズ新潟
日 程

6月11日(土)~ 公開予定

劇 場 ポレポレ東中野
日 程

7月23日(土)~ 公開予定

上映スケジュールその他詳細は、各劇場サイトをご確認ください。

< 『あぜみちジャンピンッ!』作品情報 >
聾学校に通う耳の不自由な女子中学生が、聴者の少女たちのストリートダンスチームに参加し、仲間との友情やぶつかり合いを通して、自らのハンディキャップと向き合いながら成長していく過程を描いた感動作。

○キャスト
大場はるか  
兵藤さや
   
池田光咲
星れいら
渡辺真起子
普天間みさき
工藤あゆり
川元みく
小林寧子 
梅本静香
松本あやか
山中知恵
天川紗織 
上杉まゆみ
立花あんり
小島あん
遠藤雅

○スタッフ
監督、原案、編集:
脚 本:
撮 影:
照 明:
録 音:
助監督:
制作主任 :
手話監修:
手話通訳 :
ダンス振り付け:
音 楽 :
エグゼクティブ・プロデューサー:
プロデューサー :
アソシエイト・プロデューサー:
製 作 :
制作・配給:
宣伝・配給協力 :
特別協賛 :
西川文恵
田中智章
丸池納
森谷清彦
長村翔太
北村翼
小林憲史
大橋ひろえ
大野和英
佐藤有希、小倉加有里
D・A・I
田原尚
石川陽一、内田浩司、西川文恵
廣田孝
アイマックス
ヴォストーク
ユナイテッド エンタテインメント
魚沼の宝、軒猿
2009年/日本/85分/カラー/HD
(C)株式会社アイマックス

全上映で日本語音声字幕付き

日本語音声字幕:堀内俊明/AURA
『あぜみちジャンピンッ!』サイト
http://www.aze-michi.com/index.html

[2011.6.7]
監督作品『リスト』、SHORT SHORTS FESTIVAL &
ASIA2011での上映決定

監督作品『リスト』が、SHORT SHORTS FESTIVAL&ASIA2011のNEO
JAPANプログラム
EOS
MOVIEプログラム
で上映されることが決定しました。

<各プログラムの上映日時、会場>

○ NEW JAPANプログラム NEO-1(全5作品)
  6月17日(金)26:00~27:50
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
  6月20日(月)10:45~12:35
ブリリア ショートショート シアター

○ EOS MOVIEプログラム(全5作品)
  6月17日(金)18:00~19:50
6月19日(日)11:15~13:05
表参道ヒルズ スペース オー
  6月21日(火)17:10~19:00
6月25日(土)12:50~14:40
ブリリア ショートショート シアター

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.shortshorts.org/2011/ja/index.php

< 『リスト』作品情報 >
インドで行方不明になったままの姉の久美子。田舎からそのアパートの整理にやってくる妹のあゆみ。そこで、あゆみは奇妙なものを見つける。それは何やら一年前現地から送られた姉直筆の絵葉書であった…。

○人物・キャスト
原田あゆみ:
原田久美子:
山口:
高柳愛:
倉林:
田中祐希
山田キヌヲ
鈴木将一朗
松元夢子

岡部尚

○スタッフ
監督:
脚本:
撮影:
編集・録音:
制作・美術:
制作応援:
音楽 :
田中智章
田中智章 江藤有吾
東哲哉
和島香太郎
熊谷まどか
金鋼浩  長谷川浩司
村山圭吾(The mushroom monkey)

[2010.8.4]
ndjc2007&ndjc2008作品、シンガポール日本映画祭2010で一挙上映

8月19日から29日までシンガポールで開催される「シンガポール日本映画祭2010」で、ndjc2007、ndjc2008の10作品が上映されます。今年の映画祭のテーマは“Youth”。そのテーマのもとに、ndjc特集が組まれました。

会 場: Gallery Theatre
(National Museum of Singapore内)
上映日: ndjc2007作品 8月28日(土)11:00~
ndjc2008作品 8日29日(日)11:00~ 
上映作品: 郡司掛雅之監督天国のバス
児玉和土監督
さよなら、ジョージ・アダムスキー
タテナイケンタ監督直下型の女
平林勇監督BABIN
山口智監督UFO食堂
熊谷まどか監督
嘘つき女の明けない夜明け
田中智章監督『花になる
中野量太監督琥珀色のキラキラ
吉井和之監督くだん
和島香太郎監督第三の肌

その他詳細はこちらをご覧ください。
http://sfs.org.sg/japanesefilmfestival/jff2010/


[2010.7.21]
監督作品『花になる』、水戸短編映像祭セレクションでの上映報告

監督作品『花になる』が、池袋シネマ・ロサで行われる水戸短編映像祭セレクションで上映されました。当日は監督及び出演の山田キヌヲさん(『花になる』、『リスト』)、服部竜三郎さん(『東京はみだしゲーム』)、田中祐希さん(『リスト』)、鈴木将一朗さん(『リスト』)、岡部尚さん(『リスト』)による舞台挨拶がありました。

監督からは「『花になる』、『東京はみだしゲーム』、『放課後ノート』は、阻害された個人がどうやってコミュニケーションをとっていくかをテーマにしていたのですが、『リスト』はひたすら行動する主人公を撮ってみたいと思って作りました。これまで自分探しを続けたけど、ようやく関係性ができてきたので、今度は作品を作って観客の人とコミュニケーションをとってみたい。『リスト』はそれを目指してみた作品です。これからもがんばります」との挨拶がありました。

水戸短編映画祭セレクションは、7月23日まで開催されています。
入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.mitotanpen.jp/cinemarosa.html


[2010.6.23]
監督作品『花になる』、水戸短編映像祭セレクションでの上映決定

田中監督作品『花になる』が、池袋シネマ・ロサで行われる水戸短編映像祭セレクションで上映されることが決定しました。当日は監督の舞台挨拶も予定されています。

会 場 池袋シネマ・ロサ
上映日

7月19日(月・祝)21:00~
※『花になる』ほか全4作品が上映

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.mitotanpen.jp/cinemarosa.html


[2010.2.23]
監督作品『花になる』、第19回あきた十文字映画祭での上映報告

監督作品『花になる』が、第19回あきた十文字映画祭(2月19日~21日開催)の「煌めく21の新星」で上映されました。
監督と同じくndjc2008に参加した熊谷監督とともに舞台挨拶後、両監督の作品が上映されました。

映画を作り始めた当初は大阪にいた自分が、東京に出てこのプロジェクトに出会い『花になる』を作り、そして今秋田にいます。映画とともに色々な場所に行き、色々な人と出会う―映画作りは、1つの旅のようなものですね。(田中監督)


[2010.1.15]
監督作品『花になる』、第19回あきた十文字映画祭での上映決定

監督作品『花になる』が、第19回あきた十文字映画祭(2月19日~21日開催)「煌めく21の新星」で上映されることが決定しました。

会 場 横手市十文字文化センターホール
(秋田県横手市十文字町)
上映日 2月20日(土)11:24~11:53
熊谷監督『嘘つき女の明けない夜明け』
 同時上映

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.akita-jcf.net/


[2009.11.26]
監督作品『花になる』第9回伊参スタジオ映画祭での上映報告

監督作品『花になる』が、第9回伊参スタジオ映画祭(11月21日~22日開催)で上映されました。
監督は、同映画祭のシナリオ大賞2003、2004、2005で審査員奨励賞を受賞。今回は、「伊参短編セレクション」として招待。監督と同じくndjc2008に参加した中野監督との舞台挨拶後、両監督の作品が上映されました。

司 会 :
伊参スタジオ映画祭はいかがですか。

田中監督:
僕は、シナリオ大賞2003に応募して審査員奨励賞をいただき、次の年に応募したときも審査員奨励賞をいただき、今度こそ大賞をと思って応募した2005年にも審査員奨励賞をいただきまして・・・3年連続奨励賞だったのですが、そんなこともあり大変思い出深い映画祭なんです。

中野監督:
僕は今回初めて参加したのですが、とてもあたたかい雰囲気ですね。

司 会 :
この作品は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」で完成した作品とのことですが。

田中監督:
プロジェクト参加者の公募があり、過去の作品や企画書などによって応募者の中から何人かがワークショップに進みます。ワークショップでは、5分の課題作品を作りました。その成果や応募書類などにより、5名の作家が製作実地研修参加作家として選ばれました。製作実地研修では、35ミリで30分の短編作品を、プロのスタッフの中に入る形で制作しました。

中野監督:
35ミリで撮影しているので、画も音もよいです。そのあたりも楽しみにしてください。

司 会 :
こういった映画祭についてどう思いますか。

田中監督:
奨励賞をいただいた時に篠原哲雄監督と知り合うことができまして、そのつながりでスタッフが参加してくれて作品をつくって、結果映画祭で賞をいただくことができたり、人のつながりができることがありがたいです。僕にとってこの映画祭は、ふるさとと言いますか、映画の原点です。

中野監督:
他の映画祭にも色々と参加していますが、この映画祭はとても雰囲気がよいですね。

田中監督:
地元の方々がたくさん参加してくれますしね。

司 会 :
この作品の今後の上映予定は。

中野監督:
この映画祭の他にも各地の映画祭で上映いただいています。できれば一般上映もしたいなと考えているところです。

司 会 :
今後の活動は。

田中監督:
長編作品を企画中です。あとは、テレビの脚本など脚本の仕事が多いですね。

中野監督:
普段はテレビ番組を制作していますが、やはり映画もつくりたいです。次回作に向けて頑張っています。

司 会:
この作品の制作過程で苦労した点は。

田中監督:
今回は、自主映画の時と違って、30~40人という多くの方が関わりましたし、35ミリということで機材も全然違いました。それまでは、仲間うちの言葉で「こんな感じでいいよね」と言えば通じていましたが、それが許されない状況で、大勢の前で監督としてしっかりと話さなければいけなかったり・・・。

中野監督:
自主映画だと、みんなお互いのことを知っているから、「わかってもらえるだろう」的な心理が働くのですが、この現場では、自分がしっかりしなければみんな動きがとれない世界なのだということが身にしみました。自分が白黒はっきりさせないといけないんですよね。

司 会 :
最後に一言お願いします。

田中監督:
この映画祭に戻ってこられてうれしいです。現時点において自分がやれることをやりきった作品なので、ぜひ感想など聞かせてください。

中野監督:
一生懸命撮ったので、ぜひ楽しんでください。


[2009.10.15]
監督作品『花になる』が第13回うえだ城下町映画祭で上映決定

監督作品『花になる』が、長野県上田市で開催される「第13回うえだ城下町映画祭」(11月7日~8日開催)で上映されることが決定しました。監督は、2004年の第二回自主制作映画コンテストで永井正夫賞(審査員賞)を受賞。今回新作である『花になる』が特別上映されることとなりました。

会 場 上田文化会館
(長野県上田市、映画祭は他会場でも開催)
上映日 11月7日(土)11:30~11:59
11月8日(日)11:30~11:59

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.umic.jp/eigasai/


[2009.9.25]
監督作品『花になる』第9回伊参スタジオ映画祭で上映決定

監督作品『花になる』が、伊参スタジオ公園で開催される「第9回伊参スタジオ映画祭」(11月21日~22日開催)で上映されることが決定しました。

会 場 伊参スタジオ公園(群馬県中之条町)
上映日 11月21日(土) 13:05~
  中野監督作品『琥珀色のキラキラ』と同時上映、14:05より監督による舞台挨拶があります。

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www8.wind.ne.jp/isama-cinema/


[2009.9.25]
監督作品『花になる』第13回水戸短編映像祭での上映報告

監督作品『花になる』が、第13回水戸短編映像祭(9月20日~22日開催)で上映されました。

監督は、第9回水戸短編映像祭でグランプリを受賞。今回は、「受賞監督特集」として『花になる』が招待されました。監督と同じく水戸短編映像祭の受賞監督で、ndjc2008に参加した中野監督の作品とともに上映後、両監督の舞台挨拶も行われました。

司 会 :
受賞監督のお二人にここで久しぶりにお会いできて感慨深いです。今回上映された作品は「若手映画作家育成プロジェクト」で完成した作品ということですが、これはどういったプロジェクトなのですか?

田中監督:
プロジェクト参加者の公募があり、08年度は応募者の中から17名がワークショップに進みました。ワークショップでは、5分の課題作品を作りました。その成果や応募書類などにより、5名の作家が製作実地研修参加作家として選ばれました。製作実地研修では、35ミリで30分の短編作品を制作しました。

司 会 :
フィルムで撮影するというのは、全然違うものですか?

田中監督:
画も違いますが、関わっている人が多くて圧倒されました。

中野監督:
しかも、僕たち以外は完全にプロ、という中に放り込まれるので、最初のうちは、どう殴られないでやりきるかを考えていました。

 

司 会 :
ワークショップから一緒だと、同志のような関係になりますよね。お互いの作品を観てどうですか?

田中監督:
中野さんは、僕と違って学校でしっかりと映画を学んでいるので、エキストラの動かし方ひとつとっても、すごいなと思います。

中野監督:
田中さんは、映画を好きな人なんだなと思います。カット割りにしても、映画への愛を感じます。

司 会 :
これからどのような活動をしていきますか。

田中監督:
05年にこちらで賞をいただいた時と今とでは全く変わっていないのに、それでも映画をつくり続けています。それは、やっぱり映画が好きだから。そういうことだと思います。

中野監督:
映画をつくり続けていると、だんだん前の何かに似てきてしまうのですが、いつも「次の段階にいきたい」と思っています。次につくる時も、今日ご覧いただいた作品から、一歩次の段階に進みたいと思います。

司 会 :
次回作もぜひ水戸短編映像祭で上映したいです。楽しみにしています。

 


[2009.9.10]
監督作品『花になる』が第13回水戸短編映像祭で上映決定

監督作品『花になる』が、水戸芸術館で開催される「第13回水戸短編映像祭」(9月20日~22日開催)で上映されることが決定しました。

会 場 水戸芸術館(茨城県水戸市)
上映日 9月22日(火・祝)18:10~
  中野監督作品『琥珀色のキラキラ』と同時上映

入場料その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.mitotanpen.jp/


[2009.6.11]
監督作品『花になる』CO2 in TOKYO‘09での上映報告

田中監督作品『花になる』が、CO2 in TOKYO‘09(6月6日~12日開催)で上映されました。

当日は、CO2西尾さんの進行により、田中監督、岡監督、村松監督、同時上映された『MINOMAN』の内藤和也さん、國本鐘建さんが参加したトークショーも行われました。

予定時間をオーバーするほどの盛りだくさんの内容でしたので、その一部をご紹介します。

西尾さん:
今回『花になる』の一般向け上映は初めてとなりますが、この作品がつくられた経緯を教えてください。

田中監督: 
この作品は、文化庁の「若手映画作家育成プロジェクト」で出来上がったものです。公募、ワークショップを経て、5人の作家が短編映画の製作を行いました。
西尾さん:
田中監督はこれまでずっと自主映画でやってきたと思いますが、それに比べていかがでしたか。

田中監督:
予算規模も大きいですし、プロと組むのも初めてでした。それに、35ミリということもあって、スタッフがとにかく多かったです。

岡監督: 
主演の山田キヌヲさんがかわいいな、と思いました。おとなしい人がひと花咲かせる―僕もおとなしい男性が変わるという作品をつくることが多かったのですが、なぜ女性でああいうキャラクターにしたんですか?

田中監督:
自主映画のときは、等身大の自分を主人公にしてました。でも、それを周りに見せても、「これってお前じゃん」と言われるだけで全くうけなかったんです。
それで、同じ人でも女性にしてみようと思ってやってみたら、「なんでこんなに女性を描けるの?」と褒められまして・・・そこからはじめたもので、女性映画の監督ということにしてます。

岡監督:
劇中での同僚の男性のセリフは、田中監督の気持ちを投影しているんですか?

田中監督:
僕はやっぱり主人公に投影してますね。そういう意味では『MINOMAN』に通じるところがありますね。

西尾さん:
今日は、「自分の中から出てくる自己表現を、アートの手法ではなく、間口の広いお客さんに落とし込んでいく」という、ある意味特殊なパターンの作品をプログラムしました。観た感じは違うと思いますが、テーマは同じですよね。

村松監督: 
僕個人としては女性のことがわからないので、自己投影としての女性というのはピンとこないです。そもそも、脚本段階では自己投影していたものが、撮っていくうちに他者の目が入って自分じゃなくなっていく感じがおもしろくて映画をつくっているんですが。

田中監督:
撮っているうちに自分じゃなくなる、というのはよくわかります。今回も、撮っているうちに山田キヌヲさんがうららになっていき、もう山田さんのものとして生まれ変わっていました。「女性」というよりも、「性差を考えずに」撮るということですかね。

西尾さん:
演出をしていく中で、役者さんとはどのように接していますか。

村松監督:
今回『スラッカーズ』で初めてグループワークをして映画を作っていったのですが、本当にいろいろな人が出てきて、現場でセリフが始まったらもう見ている感じです。自分でさばききれなくなった瞬間に面白くなったりもしました。

岡監督:
僕は役者さんの顔をじっと見ますね。それで、普段の癖とか、根本的な羞恥心の度合いを見たりして、それを演出に活かしています。

西尾さん:
今後の活動を教えてください。

村松監督:
現在、渋谷シネマ・アンジェリカで『スラッカーズ』公開中です。

岡監督:
今脚本を書いています。秋に公開予定です。
田中監督:
ndjc2008の他の作品も合わせて、ぜひ一般の方々に見てもらいたいと思っていますので、よろしくお願いします。他の作品もおもしろいです!


[2009.6.5]
CO2 in
TOKYO ’09
 田中監督トークゲストに岡監督村松監督来場決定!

田中監督作品『花になる』が、CO2 in TOKYO‘09(6月6日~12日開催)で上映されます。上映後のトークゲストに、岡監督&村松監督の来場が決定しました。ndjc参加作家達によるトークに乞うご期待!


[2009.5.7]
監督作品『花になる』がCO2 in TOKYO‘09で上映決定

田中監督作品『花になる』が、CO2 in TOKYO‘09(6月6日~12日開催)の「CO2 NEW COMERS 生きにくいから娯楽主義」で上映されることが決定しました。当日は、監督のトークショーも予定されています。

会 場  池袋シネマ・ロサ
上映日  6月9日(火)21:00~ ※他2作品併映

その他詳細はこちらをご覧ください。
http://www.co2ex.org/tokyo/index.html


[2008.12.2]
11月26日、監督作品がクランクイン。練馬や下北沢ほかで撮影が行われ、29日に無事クランクアップを迎えました。


[2008.11.21]
11月26日、制作実地研修監督作品、クランクイン

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