ストーリー
井上ちひろ(40)は広告代理店に勤務し、夫の井上雅也(33)は脚本家を志す主夫。二人は子宝に恵まれず、産婦人科で検査すると不妊の原因が夫婦ともにあり医師は体外受精を勧めるが、体の負荷や妊娠の確率の低さに躊躇するちひろは菌が虫に寄生し生まれるキノコを原料にした漢方「冬虫夏草」が不妊に効果があることを知り、どんどん深みにハマっていき不妊治療から遠ざかっていく。そのことで二人は衝突する。雅也は関係回復のために一緒に奄美に生息する冬虫夏草を獲りに行こうと伝え、二人は奄美の山中に入っていく・・・