小宮山菜子

作品タイトル

街に溶ける

プロフィール

1995年北海道生まれ。東京造形大学映画専攻卒業。映画制作の他に、映像を通して演劇作品にも多く携わる。現在は映像制作会社に勤務し、映画美学校言語表現コースに在学。様々な形で制作活動を続けている。主な脚本・監督作品に『手のひらの子どもたち』『金木犀の食卓』、映像監督としては宮﨑企画『回る顔』などがある。

街に溶ける

小宮山菜子

ストーリー

いつものように男子と喧嘩で怪我をして、保健室に向かう小学５年生・二藤。保健室にはクラスメイトの詩織の姿。二藤は詩織のある「秘密」を見てしまう。二人は互いに秘密を共有し合い、恋をしていくが、周囲との違いに葛藤を抱く。そんな最中、詩織の「秘密」が学校中にバレてしまう。居場所を失くした二人は自分達の学校を抜け出して、なりたい姿になれる湖に向かう。湖への旅で、不思議な体験をする二人。二人は自分たちの学校へ戻り、ある約束を果たす。